ジョンソン英首相
ジョンソン英首相、党首を辞任へ 首相には秋までとどまる見通し
イギリスのボリス・ジョンソン首相が7日、与党・保守党の党首を辞任する見通しとなった。次の党首が就任する秋までは首相にとどまる見込み。党首選は今夏、開かれるとみられる。
ジョンソン氏は7日、辞任を発表する見通し。
首相官邸の報道官は、「首相は今日、国民に向けて声明を出す」と述べた。
官邸関係者によると、ジョンソン氏は保守党「1922年委員会」のグレアム・ブレイディー委員長に、自らの決断を伝えたという。同委員会は保守党の党首選を取り仕切る。
この官邸関係者は、「首相はグレアム・ブレイディーと話をし、10月の大会で新党首が就任するのに間に合うよう辞任することに同意した」と話した。
保守党は10月に党大会を予定している。それまでに党首選を実施し、党大会で新たな党首が就任する見通し。
ジョンソン氏は、新党首の就任まで、首相の職にとどまり続けるとみられる。
■政権幹部の辞任止まらず
ジョンソン政権をめぐっては、リシ・スーナク財務相とサジド・ジャヴィド保健相が5日、首相を信頼できなくなったとして辞職した。痴漢行為をしたと報じられた議員を、ジョンソン氏が与党・保守党の要職に任命していたことを問題視していた。
翌6日、閣僚らの抗議の辞任は拡大。ウェールズ担当相のサイモン・ハート氏が閣僚として3人目の辞任を発表した。辞任した政府関係者は40人を超え、24時間の間に辞めた人数としては過去最高となった。
7日朝にかけても、辞任を表明する政権幹部が相次いだ。
議員らからは、ジョンソン氏の首相退陣を求める声が高まっていた。ジョンソン氏は7日朝まで、これに抵抗したが、政府がもはや機能できないことが明らかになっていた。
■「党の信頼が失われた」
ジョンソン氏は3年ほど前の総選挙で、歴史的な地滑り的勝利を収めた。しかしここ数カ月は、新型コロナウイルスのロックダウン中に首相官邸などで数々の「飲み会」が開かれた「パーティーゲート」問題などで、論争の的になっていた。
BBCのクリス・メイソン政治編集長によると、1922年委員会のブレイディー委員長がジョンソン氏に会い、党の信頼が失われたと伝えたという。
メイソン編集長は、最大野党・労働党から、ジョンソン氏は首相も即時辞任し、次の保守党党首が決まるまで暫定首相を置くべきだとの声が出ていると伝えた。
労働党のキア・スターマー党首は、ジョンソン氏の党首辞任は「国にとってよいニュース」だが、「もっと前に起こるべきだった」と述べた。
そして、「ものすごい規模のうそ、スキャンダル、詐欺」があったとジョンソン氏を非難し、「加担してきた人も深く恥じ入るべきだ」と話した。
(英語記事 Johnson to stand down after wave of resignations/Live Reporting)
(c) BBC News
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