ロシアは「核兵器」を使うのか?
ロシアは「核兵器」を使うのか?想定されるシナリオ
ウクライナ戦争で、ロシアは核兵器の使用に踏み切るだろうか。使用するとしたらどのように使用するのか?またその際、西側諸国はどのような対応をとるのだろうか?想定される「ロシア核攻撃」のシナリオをまとめた。
<ロシアは核兵器を使用するのか?>
プーチン大統領はウクライナ戦争で、ロシアが自衛のために核兵器を使用する用意があると警告した。そのうえで、それははったりではないと述べた。
米国と北大西洋条約機構(NATO)は、この発言を真剣に受け止めている。
サリバン米国家安全保障問題担当大統領補佐官
「プーチンが核のサーベルをカチカチと鳴らしている現状を踏まえると、彼がこれを検討しているリスクがあるということを私自身も、バイデン大統領も、政権幹部もはっきり認識している。同時にその結果がどのようなものになるかもはっきりしている。そのことを我々はロシア側に直接伝えた。」
<脅威はどの程度あるのか>
ロシアの核兵器使用を定めた規則によると、「国家の存立が脅かされる場合や、通常兵器によるロシア連邦への侵略」を受けた場合、核兵器の使用を認めている。
ロシアは、一方的に併合したウクライナ領の一部を自国領とみなし、そこへの攻撃はロシア領への攻撃だと主張する可能性が高いため、核兵器使用の脅威は増大した。英国の一部新聞は、プーチン大統領がすでにウクライナとの国境で、核実験を計画している可能性があると伝えた。ロシア政府はこの報道を否定している。
<ロシアの核兵器>
プーチン氏は、世界最大の核戦力を支配している。この中には次世代の極超音速兵器や小型戦術核兵器も含まれる。
米国科学者連盟によると、ロシアは5977発の核弾頭を保有 米国は5428発、中国は350発、仏は290発、英国は225発だ。
<どのように使用するか>
戦術核兵器は通常、戦場で使用される核爆弾で、戦略核弾頭よりも爆発力ははるかに小さい。陸海空いずれの場所からも発射できるが、その有効性については軍事専門家の間でも意見が分かれる。
また、遠隔地の無人地帯や黒海などの水域で爆発させ、相手に圧力をかけることも可能だ。その際の放射性物質の広がりは0.8キロ程度にとどまるだろう。
<ロシアが核兵器を使用した場合、西側はどうする?>
バイデン米大統領は次のように述べた。「米国はNATOの領土を隅から隅まで完全に防衛する用意がある。プーチン氏よ、私の言っていることを誤解するな。」
NATOと米国は、ロシアがウクライナに核攻撃を行った場合の対応策について明らかにしていない。しかし米政府は、その後に起こるであろう「破滅的な結果」をロシア政府に対して言明したという。
選択肢として考えられることは、非軍事的対応から、NATOあるいは米軍がロシアと直接対戦することになる、通常兵器による攻撃、あるいは深刻かつ即座にエスカレートする危険性が高い核攻撃がある。
NATO ストルテンベルグ事務総長
「核兵器のいかなる使用も絶対に容認できないということが、我々のメッセージだ。それは(ウクライナ)紛争の性質を完全に変えるものであり、ロシアは核戦争に勝つことはできないし、決して核戦争を戦ってはならないことを認識しなければならない」
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