原油禁輸支持
EU、対ロ追加制裁用意 ドイツが原油禁輸支持
[キーウ(キエフ)/リビウ/ブリュッセル 2日 ロイター] - ロシアの最大の収入源であるエネルギー輸出を巡り、ドイツが2日、ロシア産原油の即時禁輸を支持する用意があると表明した。これまで対ロ制裁に及び腰と批判されてきたショルツ政権にとって大きな方針転換で、欧州が数日以内に禁輸を打ち出せる可能性が高まった。
欧州連合(EU)の欧州委員会は今週、ロシアに対する制裁第6弾を提案する見通しで、ロシア産原油の禁輸措置が盛り込まれる可能性がある。
ロシアのエネルギー輸出はこれまで、ウクライナ戦争に絡む西側諸国の制裁からほぼ除外されてきた。ウクライナ政府は、この抜け穴がロシア政府に対し欧州各国が1日当たり数億ユーロの戦費を送金しているも同然だと批判している。
ウクライナのゼレンスキー大統領はビデオ演説で「EUから近く新たな(制裁)パッケージが示される見込みだ。ロシアのエネルギー収入を阻止する明確な措置が含まれるはずだ」と述べた。
ドイツのハベック経済相とリントナー財務相は2日、EUによるロシア産原油輸入の即時停止について支持する用意があると明らかにした。独がこれまでの慎重姿勢を転換し、経済的コストが発生しても対ロシア制裁を支持する方針を示した格好となった。
ショルツ首相も独ZDFテレビとのインタビューで、ロシアとウクライナの和平合意成立まで、対ロシア制裁措置は解除されないという認識を示した。
EUの結束を保つため、欧州委はロシア産原油の禁輸についてハンガリーとスロバキアに免除、もしくは長期の移行期間を認める可能性がある。
EU各国大使は4日の会合で原油禁輸を巡り協議する。
2日に開かれた臨時のEUエネルギー相会合では、ガス代金のルーブル払いを求めるロシアの要求を巡り協議。欧州委は、ロシアが提案した仕組みを利用すればEUの制裁措置に違反するとの認識を示した。
ただ、何が制裁違反になるのかについてより明確な指針を示すと約束した。域内企業の多くは月内に支払い期限を控えており、明確化を求める声が出ていた。
<マリウポリの民間人退避>
ウクライナ南東部の要衝マリウポリでロシア軍が包囲を続けるアゾフスターリ製鉄所からの民間人退避では、第1陣の避難者が2日、バスで目的地の南部ザポロジエに到着した。
ウクライナ政府によると、数百人の市民が同製鉄所内に閉じ込められていた。プーチン大統領が同製鉄所の封鎖を命じて以来初めて、国連の助力で脱出に成功した。
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