飲酒運転なぜするの?
飲酒死亡事故5年で950件 運転目的、飲食以外7割 警察庁
運転手が飲酒した状態で起きた死亡事故が2020年までの5年間に950件起き、重傷事故を含めると2949件に上ることが16日、警察庁のまとめで分かった。
帰る途中を含め、運転目的は「通勤」や「ドライブ」といった「飲食」以外が7割に上った。
同庁などは、21~30日に秋の全国交通安全運動を実施。下校中の小学生5人が死傷した6月の千葉県八街市の事故を受け、飲酒運転対策に重点的に取り組むほか、通学路での一斉取り締まりを行う。
同庁が20年までの5年間の飲酒による死亡・重傷事故を分析した結果、運転目的は「飲食」が3割近くの803件で最多だった。ただ、「訪問」「買い物」「通勤」がそれぞれ250件以上に上り、運転手がトラックで会社に戻る途中に飲酒して起きた八街市の事故のように「業務」のケースも104件あった。
事故が起きた時間帯は、午後10時~翌午前5時台の夜間が計1599件で半分以上を占めた。運転目的が飲食の割合は、午前0~1時台(501件)は4割だったが、午後6~7時台(232件)は1割にとどまった。
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